Rの発音をマスターしよう!(1)

Rの発音をマスターしよう!(1)

無料ライブ英語クラスでは、かなり時間をかけて「R」の発音を練習しました。

たぶん、3週間くらいやっていたのではないかしら?

そのおかげ(?)で、今では多くの人がバッチリRを発音できるようになりました。

Rの発音を解説したクラスだけをまとめた「再生リスト」を作りましたので、Rをマスターしたい人、LとRの区別をバッチリ付けたい人は、どうぞご覧ください)

Rの発音には、2つある

詳しいことは、動画を見ていただいた方が絶対に分かりやすいのですが、簡単に説明します。

まずは、Rの発音には [r] と[ɚ] の2つがあります。

[r]は主に、単語の始めにRが来るときの発音です。

例:RED [red] (赤い)、ROBOT [róubɑt] (ロボット)

[ɚ]は主に、それ以外の場所にRが来るときの発音です。

例:BIRD [bɚ:d](鳥)、CAR [kɑ́ɚ](車)

もちろん、例外もあります。

[r] が単語の中にある例:

BREAD [bred](パン)、UMBRELLA [ʌmbrélə](傘)

[ɚ] が単語の始めにある例:

EARLY [ɚ́:li](早い時間に)、EARN [ɚ́:n](お金などを稼ぐ)

ちなみに、[r] = [ɚ] + あひる口 です。

というわけで、まずは簡単なほうの、 [ɚ] の発音ができるようにしましょう。

[ɚ] の発音ができるようになったら、次に「あひる口」をつけて、[r] の発音ができるようにしましょう。

[ɚ]の発音

やり方は、次のとおりです。2つの簡単なステップに分けることで、誰でもできるようになります♪

とはいえ、下の説明は、動画を見たり、ライブ英語クラスに参加して下さった方が、復習のために読む「まとめ」として便利です。この説明を読むだけだと、よく分からないと思います(^_^;)

Rをマスターしたいと思っている方は、ぜひ動画を見てください。

  1. 舌の奥よりちょっと手前のところを、両端だけ持ち上げる
    注意1:この時、持ち上げた両端は、上の奥歯の内側につく
    注意2:舌の真ん中は、上あごにつけない。つけちゃうと、息が出る通り道がふさがって音が出ない!(笑)
  2. そのまま、舌を奥に引きながら「アー」というような声を出す
    注意1:舌の持ち上げた両端は、一番奥の歯よりもっと奥まで引く

これで、2つあるRの発音、[r] と [ɚ] のうち、簡単なほう、[ɚ] の発音ができるようになります。

とはいえ、この説明を読んで、動画を見るだけではできるようになりません!!!

舌を↑の説明のとおりに動かせるようになるには、慣れが必要です。

発音なんて、しょせんは筋トレ!です。

というわけで、難しいことではないのですが、自分で練習しないとできるようになりませんっ!(`・ω・´) キッパリ

というわけで、考えずに、頑張らずに、ラクラクできるようになるまで、練習してみてください♪

あ!まだ「あひる口」まで、話がたどり着いていませんね(^_^;)

冒頭に載せた画像の説明まで至っていませんが、気分転換も兼ねて、シンディー・ローパーさんの歌の動画をご覧ください(開始50秒あたりからご覧ください)

この動画のスゴさについては、次回ご説明しますね♪

Enjoy learning English!