今日は、いつもとちょっと趣向を変えて、我が家のキッチンからクラスを配信しました♪
英語圏に行ったようなつもりで、「単語のつづりを見せてもらわなくても、聞いて分かる」ような練習をしました。
私が言う野菜の名前を、発音を聞いて書き取る練習をしましたが、正直、驚きました!!!
みんな、ちゃんと書けていましたね!
LとRの区別も、日本語耳だとすべて「あ」に聞こえちゃいがちな [ɑ] [æ] [ʌ] [ə] を、ちゃんと聞き分けられていました!スゴいっ!!!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
今日のクラスに参加できなかった人は、ぜひ動画を見ながら「どこまで、自分で書けるかな?」というのを試してみて下さい♪
発音記号を書けたり読めたりすることそのものは、目的ではありません。ただ、正確に聞き分けられることはとても大切です。
聞き分けられる、発音し分けられることが大切なので、「どんな音か」を区別できるために、発音記号はとても役に立つ道具です。
日本語だって、漢字には「ふりがな」が無いと、始めは読めませんよね。「部首」とか「つくり」とかが分かってきたら、そのうち初めて見た漢字でも、「何となく読み方が想像できる」ようになりますよね。
英語の発音記号も、まさに漢字の「ふりがな」と一緒です。そのうち必要なくなりますが、習いたて・覚えたての単語の読み方を知るために必要なのです。
動画のアップは、もうちょっと先になってしまいますが、今日のクラスに参加してくれた人にお約束した、単語の書き方(つづり)と、発音記号をご紹介しますね♪
ニンジン
carrot [kǽrət]
2本以上ある場合は、carrots [kǽrəts] になります
カタカナで「キャロット」なんて言うこともありますね。
「ロ」の部分が R であることを、皆さんちゃんと分かっていました!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
「キャ」の音が [ æ ] であることも、聞き分けられていましたね!
玉ねぎ
onion [ʌ́njən]
2コ以上ある場合は、onions [ʌ́njənz]になります
[ j ] というのは、まだクラスでは説明していませんでしたね。
アルファベットの小文字 j (ジェイ)のように見えますが、J とは関係ありません!
[ i ](アイ)に関係しています。アルファベット小文字の i (アイ)の下に、ちょっとヒゲが伸びたような形をしていて、発音も「イ」に近いです。
カタカナで「オニオン」というくらいですから、「イ」みたいな音だというのは、何となく想像できるかと思います(^_-)-☆
今は、[ j ] の音は詳しく分からなくてOKです!
とりあえず [ i ] の仲間らしいと思っていて下さい♪
それよりも大切なのは、onion の始めの o が、[ ʌ ] の音になるのだな、ということが、聞いて分かることです(*^-^*)
ニンニク
garlic [gɑ́ɚlɪk]
[ɑ] の音は
- 下アゴを落とす
- 指が2本、タテに入るほど口を開ける
- あくびの喉にして、舌を下げる
で出す、[ɑ] の音でしたね♪
これを、皆さんがちゃんと聞き分けて発音記号を書いて下さって、感動しました!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
ショウガ
ginger [dʒɪ́ndʒɚ]
「ジ」の音の発音記号、[dʒ] が、2回出てきますね。これも皆さん、ちゃんと書けていて感動しました!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
[ʒ] の発音記号は、アルファベットの形と似ていなくて、「覚えるしかない」感じですが、私は「子」という感じから横棒「一」を引いた感じ、と思っています♪
最後の「ジャー」と伸ばす音が、[ɚ] という音になっていることも、みなさんちゃぁんと書き取れていました!
セロリ
celery [séləri]
これは、LとRの両方が入っている、一見すると「日本人の苦手な単語」に見えます。
でも!でも!でも!
私がゆっくり発音して、その音から、あるいは私の口元を見て、ちゃんと L と R をかき分けられていました!!!!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
めっちゃ素晴らしいです!!!
キャベツ
cabbage [kǽbɪdʒ]
「キャ」の部分が [ æ ] であることが、ちゃんと分かっていましたね!
ブロッコリー
broccoli [brɑ́kəli]
これも、L と R が混ざっていますが、ちゃんとかき分けられていました!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
[brɑ́] の部分が、ちょっと言いにくいですよね。
[ r ] があるので、[ b ] の音でくちびるを合わせてから、一瞬だけ「あひる口」になりますよ(^_-)-☆
カリフラワー
cauliflower [kɑ́liflauɚ]
発音の練習をするときには、 [kɑ́li] と [flauɚ] を分けて練習した方がカンタンにできるようになります♪
[ɑ] の音も、皆さんちゃんと書けていました!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
ちなみに、cauli- というのは、「キャベツの」という意味があります。
つづりはけっこう違いますが、coleslaw (コールスロー)というキャベツ料理がありますよね。
この時の cole も「キャベツの」という意味です。
そして、slaw というのは、salad (サラダ)という言葉に関係しています。
(なので、 coleslaw は、元の意味は「キャベツサラダ」ということになります)
ルバーブ
rhubarb [rú:baɚb]
ジャムにすると美味しいルバーブですが、甘みをつけずにそのまま食べると、死ぬほど酸っぱいです!(笑)←なぜ知ってるかって?試したからです(笑)
単語の始めが R であることが分かって、最後の部分も[ aɚ ] という音になっていることが、皆さんちゃんと書けていました。素晴らしいです〜〜〜(≧▽≦)
[ ru ] という発音は、room [rú:m] でもやりましたが、けっこうムズカシイのですよね。
まだイマイチ自信のない人は、「アヒル口」の練習をしてくださいね♪
ちなみに、発音がちゃんと分かっていて、[rú:baɚb] なんだな、と言うのが分かっていたら 100 点です!
つづりを見ると、H が入っていますが、この H は発音しません。発音しないので、耳で聞いただけの時に、H が書けなくても100点合格です♪
ちなみに、↑の写真がルバーブです。
(赤・黄)ピーマン
pepper [pépɚ]
pepper は、トウガラシなどの辛いものが色々あります。
赤ピーマンなどは、辛くないですよね。そこで
sweet pepper とか
bell pepper と言います。
bell pepper というのは、bell (ベル)のような形をしているからですね(^_-)-☆
sweet pepper の sweet は、「甘い」という意味もありますが、「塩っぱくない・辛くない」ことを指すのに、英語では sweet という単語を使うことがあります。
たとえば、 sweet water という言葉は、salt water とは違うんだよ、という意味で、sweet という単語が使われています。
salt water は、その名のとおり「塩水」のことです。
それに対して、sweet water は何を指すと思いますか?
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「真水」のことです(*^-^*)
皆さん、本当によくできていました!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾