中2のクラスでは、ずっと助動詞の意味を学んでいます。
助動詞と前置詞は、私は「英語攻略の2大関門」だと思っています。
どちらも、ひとつの単語なのに、日本語で考えるとたくさんの意味があり
一つずつの「用法」を丸暗記しても、なかなか単語の意味の全貌がつかめず
「分からない!!!」と、投げ出したくなるからです(苦笑)。
助動詞を制するものは、英語を制する!
…と、言い切ってしまうのは、ちょっと大げさですが
それくらい、大切な概念です。
概念… というのは、どう言うことかというと
日本語と、英語では、物事のとらえ方が違うのです。
とらえ方の違いが、日本語と全く違うのが
助動詞であり、前置詞であるのです。
英語での「物事のとらえ方」を分かること、
それが「英語を英語のまま理解し、英語で考えて話をする」ことにつながります。
そのため、クラスでは毎回、口を酸っぱくして(笑)
「助動詞の感覚」をお伝えしています。
たとえば、CAN は日本語訳から「できる」と覚えるのではなくて
「潜在的な可能性」という「感覚」があることを知るのが、
CANをしっかり理解するための、近道です。
「潜在的な可能性」から派生して
「できる」←潜在的な能力
「〜かもしれない」←可能性
という意味が生まれてきますし、
CANと似たような表現として教えられることの多い
be able to は、「潜在的な可能性」という感覚が無くて
able(能力)という言葉が示すように
「実際にできた」という能力を表す表現で
おおもとの「感覚」が違うので、いつでも何でも
can と be able to を機械的に入れ替えて使えるわけではなくて
意味が違ってくることがある、という説明をしました。
特に、過去形になるとその違いが分かりやすく
I could swim. (1)
I was able to swim. (2)
を比べてみると、
could を使った (1) は、「できるとは言っているけれど、本当にやれるとは言ってない」
という、見栄っ張りな感じで(笑)
able to を使った (2) は、「実際に泳げた」と言っているという、
大きな違いがありました。
バッチリ、ガッツリ、復習しましょう♪
なにせ、抽象的な概念を理解して体得する必要があるわけですから
雲をつかむような話です(苦笑)。
一回説明されたくらいで、すんなり分かって、
すぐに使いこなせる訳がありません(笑)。
というわけで、これまで数週間にわたって見てきた助動詞を
ここで一回まとめて、おさらいしましょう。
「楽勝!」と思う人は、
(気が向いたら)以下のような質問にどう答えるか、
考えておいてください。
「う〜〜〜ん。イマイチ分かってないんだよね┐(´д`)┌」という人も
心配無く!!!
気持ちは良く分かります!私もそうでした。
クラスでたっぷりおさらいするので
「ふむふむ」と、聞いていてください。
助動詞について、考えておいてほしいこと
- 助動詞って、何ですか?
- どんな時に、助動詞を使いたいですか?
- 助動詞は、文の中でどこに置きますか?(語順は?)
- 知っている助動詞を、なるべくたくさん挙げてみてください
- それぞれの助動詞の「感覚」は?←とっても大切!!!
- 助動詞に似た意味を持つ、他の表現を挙げてみてください。
See you soon!
では、明日のライブクラスで会える人は、明日!
後から動画で見る人は、後ほど!
動画でも、クラスで使う資料はすべてダウンロードできますし
例文のお手本の音声ファイルなどもダウンロードできますので、
都合が合わなくてクラスに出られなくても大丈夫ですよ(^_-)-☆